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論文

Development of a triple beam irradiation facility

浜田 省三; 三輪 幸夫; 八巻 大樹; 片野 吉男; 中沢 哲也; 野田 健治

Journal of Nuclear Materials, 258-263, p.383 - 387, 1998/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:79.15(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉の照射環境を模擬した照射実験を行い、材料の微細組織変化に及ぼす同時照射効果を明らかにする。このために、材料研究部で設計・開発し、製作した後、高崎研の複合ビーム棟に設置したトリプルビーム照射実験装置について、その性質、仕様、特徴ならびにこの装置を用いて得られた成果の一部について報告する。

報告書

オーステナイトステンレス鋼の照射損傷組織に関する研究

浜田 省三

JAERI-Tech 97-041, 180 Pages, 1997/08

JAERI-Tech-97-041.pdf:13.34MB

このレポートは、これまで著者が行ってきたイオン及びHFIR照射実験等によって得られた照射損傷組織に関する主な実験結果をまとめたものである。内容は6章から構成されている;第1章は緒言、第2章はオーステナイト鋼におけるイオン照射損傷組織の深さ分布に関するもので、損傷組織の断面観察のためのTEM試料作成技術の開発、イオン照射損傷の深さ分布に関する実験値と計算値の比較検討、第3章は2層から成るステンレス鋼のイオン照射下での相の安定性について述べた。第4章はオーステナイト鋼の中性子照射損傷に関する基礎理論、HFIR照射の特徴、中性子照射したTEM試料の放射能を低減化するための技術開発、第5章はHFIRで重照射したオーステナイト鋼の微細組織変化について述べ、第6章では全体をまとめて総括とした。

論文

Distribution profile of the chemical structural changes in ion-irradiated polyolefins

浜 義昌*; 浜中 建一*; 松本 英哉*; 高野 友晴*; 工藤 久明; 杉本 雅樹; 瀬口 忠男

Radiation Physics and Chemistry, 48(5), p.549 - 554, 1996/00

 被引用回数:18 パーセンタイル:80.29(Chemistry, Physical)

イオンビームを照射された低密度ポリエチレンの化学構造変化を顕微FT-IR測定によって調べた。主たる生成物は、トランス2重結合、水酸基、カルボニル基であった。それらの深さ方向分布はブラッグ曲線に類似するが、計算コードによる阻止能とは異なる分布形を示し、特に飛程末端付近では計算による飛程よりも深い位置まで反応が起きていることがわかった。

論文

XPS studies on the charge states of Cr and Cu atoms implanted into $$alpha$$-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$ and MgO single crystals

二神 常爾*; 青木 康; 依田 修; 永井 士郎; D.M.Rueck*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 80-81, p.1168 - 1170, 1993/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:43.06(Instruments & Instrumentation)

$$alpha$$-アルミナおよび酸化マグネシウムの単結晶に200keVおよび300keVのCr$$^{+}$$あるいはCu$$^{+}$$を注入してXPSスペクトルを測定した。スペクトルの深さ分布の解析から、Cr$$^{0}$$の濃度は注入Cr原子の濃度と共に増加するのに対し、Cr$$^{3+}$$の濃度は注入Cr原子の濃度が高くなると飽和することを見出した。このCr$$^{3+}$$濃度の飽和は、$$alpha$$-アルミナ中では濃度比Cr/Alが0.05以上で、一方酸化マグネシウム中では濃度比Cr/Mgが0.30以上で起り、したがってCr$$^{3+}$$は酸化マグネシウム中でより安定に捕捉されることを示した。Cu$$^{2+}$$の存在は酸化マグネシウム中でのみ検出され、Cu$$^{2+}$$/(Cu$$^{0}$$+Cu$$^{+}$$)の濃度比は注入Cu原子の濃度と共に減少した。

論文

Retention of deuterium implanted in hot-pressed beryllium

河村 弘; 石塚 悦男; 相良 明男*; 鎌田 耕治*; 中田 宏勝; 斎藤 実; 二村 嘉明

Journal of Nuclear Materials, 176-177, p.661 - 665, 1990/00

 被引用回数:24 パーセンタイル:88.55(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉において、ベリリウムは中性子増倍材や低Z被覆材として用いられようとしている。このような環境下においてベリリウムが使用される場合、ベリリウム中のトリチウムインベントリーが大きいか否か、すなわちトリチウムを保持しやすいか否かは、燃料のリサイクリング(トリチウム回収等)の観点から重要な事項になる。今回は、最も一般的な製作方法であるホットプレス法によって製作されたベリリウムに重水素を打ち込み、反跳粒子検出法によって求めたベリリウム中の重水素深さ分布及び加熱時の重水素保持特性について報告する。

論文

Cross-Section法を用いた透過電子顕微鏡用試料の作製

浜田 省三

日本原子力学会誌, 28(12), p.1165 - 1171, 1986/12

 被引用回数:2 パーセンタイル:32.47(Nuclear Science & Technology)

中性子照射による金属材料の損傷の模擬試験としてイオン照射が広く行われているが、イオン照射で生じる損傷は試料内で一様ではなく、入射イオンの平均飛程近傍に集中する。イオン照射実験の結果をより正確に評価するためには、この損傷の深さ分布を直接的に知ることが重要である。このために、イオン照射した試料を入射ビームに対して垂直な方向から電子顕微鏡を用いて観察するCross-section法(Niメッキ法)が試みられている。しかしながら、従来のCross-section法では、ステンレス鋼において照射したままの状態を観察することができなかった。本報告では、メッキ条件の検討及び最適化を行い、照射したままの状態を観察できる電子顕微鏡用試料を作製する技術を開発したので、その方法について述べる。

論文

Double peak of voidage depth profile in carbon or nitrogen ion irradiated 316 stainless steel

有賀 武夫; 片野 吉男; 白石 健介

Journal of Nuclear Materials, 122-123, p.191 - 195, 1984/00

溶体処理をした316ステンレス鋼に803kで10dpaまで炭素イオン照射をすると、イオンの入射表面から0.35および1.3$$mu$$mの距離に、それぞれ、0.02および0.002%のスエリングピークが現われ、0.5~0.8$$mu$$mの間はボイドが生じない。なお、計算によるはじき出し損傷のピーク位置は0.83$$mu$$mにある。照射量を42dpaに増やすと試料表面に近い方のピークは0.5$$mu$$mの位置で約20%と非常に大きくなる。窒素イオンを、この温度で、42dpaまで照射した試料でも、0.4~0.5および1.1~1.2$$mu$$mの位置にスエリングピークが現われ、0.7~1.1$$mu$$mの間にはボイドが生じない。これに対して、923kで炭素イオンを10dpaまで照射した試料には0.5~0.6$$mu$$mの位置に0.07%のスエリングピークが現われるにすぎない。これらの現象は、入射イオンの照射欠陥と結合した拡散によって説明できる。

論文

ステンレス鋼におけるArイオンおよびNイオンの飛程測定

深井 勝麿; 白石 健介; 八木 栄一*; 浜田 省三; 沢井 友次

日本原子力学会誌, 26(11), p.974 - 976, 1984/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.3(Nuclear Science & Technology)

イオン照射によって金属材料中に生じる損傷の分布は一様ではなく、照射イオンの平均飛程近傍に集中する。従って、イオン照射による実験結果を定量的に解析する上で、一つの基準となる平均飛程を実測することは重要である。高エネルギーHeイオンのステンレス鋼における平均飛程を実測するために、我々が開発した化学エッチングによる方法が、Heイオンに限らず他のイオン種にも応用できることをArイオン及びNイオンの照射によって確かめた。この方法によって、ステンレス鋼におけるArイオン(45.7MeV)及びNイオン(86.2MeV)の平均飛程は、それぞれ6$$mu$$m及び40$$mu$$mと求められた。これらの値は、拡張E-DEP-1コードを用いて計算した平均飛程〔Ar(45.7MeV)…5.2$$mu$$m N(86.2MeV)…39.8$$mu$$m〕とかなりよく合う。また、照射後、高温で熱処理すると飛程近傍に顕著な組織変化が起きる。このため、同じ方法で飛程を求めることができる。

論文

Depth dependent damage profile in stainless steel irradiated with He-ions

白石 健介; 深井 勝麿

Journal of Nuclear Materials, 117, p.134 - 142, 1983/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:77.09(Materials Science, Multidisciplinary)

標準の316ステンレス鋼を室温で24MeVのヘリウムイオンを3.2$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$ions/m$$^{2}$$まで照射した。この試料の上表面の微小硬さを照射面からの距離の関数として測定すると、硬さの最大値が照射面から105$$mu$$mの位置に現われる。また、この試料の断面の電子顕微鏡組織の観察では、照射面から105~114$$mu$$mの範囲で小さな転位ループが認められる。この試料を1023Kで1時間熱処理すると、化学エッチによって、照射面から107$$mu$$mの位置を中心にして8$$mu$$mの間隔をもった2本の線が光学顕微鏡写真上で観察される。この2本の線は、断面の電子顕微鏡写真で観察される、かなり密にしかも直線状に並んだフランクループの列と対応していることが確められた。本実験で観察した照射欠陥の深さ分布は、Littmark and Zieglerが非晶質の鉄について理論的に計算したヘリウムの分布とよい一致を示す。

論文

A Technique for observing the cross sectional damage profiles in He-ion irradiated 316 stainless steel by transmission

浜田 省三; 田中 三雄; 白石 健介

Journal of Nuclear Materials, 114, p.338 - 340, 1983/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:91.1(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉材料の照射損傷の研究において、イオン照射実験は非常に有効であるが、イオン照射によって材料中に生成する損傷が試料表面からの距離によって非常に異なったものになることに注意を要する。ステンレス鋼について、イオン照射後熱処理することなく、イオン照射によって生じた損傷組織の深さによる変化の様子を透過電子顕微鏡によって直接観察する実験技術を開発したので、実験技術の詳細について報告する。この実験技術を応用して、ステンレス鋼に1MeVのヘリウムイオンを照射した試料で損傷組織を試料表面からの深さの関数として観察した。この観察では、損傷組織は原子のはじき出しによるものと注入したヘリウムによるものとが分離でき、それぞれの分布はZieglenのイオン阻子能を用いた計算の結果とよい一致をすることが認められた。

論文

ステンレス鋼におけるヘリウム・イオンの飛程測定

深井 勝麿; 白石 健介

日本原子力学会誌, 25(2), p.123 - 125, 1983/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.29(Nuclear Science & Technology)

中性子照射損傷の模擬試験としてイオン照射実験を行う場合、イオン照射によって試料中に生じる欠陥の分布についてよく調べておかなくてはならない。溶体化処理した316ステンレス鋼に24MeVのヘリウム・イオンを照射した後750$$^{circ}$$Cで1時間熱処理し化学エッチをすると照射面から107$$mu$$mの距離に2本の平行線が現われる。この2本の線は、照射試料の断面の電子顕微鏡組織観察で観られる、2列に並んだフランク型の転位ループに対応している。このフランク型の転位ループは、照射後熱処理した試料に生じるヘリウム気泡が分布する領域の両側に生じるものであり、ヘリウムの気泡の分布は室温で入射したヘリウムの分布とそれほど異っていないので、化学エッチで観られる2本の平行線の中心線が入射ヘリウムの平均の飛程を表わすものであると結論できる。このようにして測定したステンレス鋼中のヘリウムの平均飛程は22~32MeVのエネルギー範囲で計算によって求めた値とよい一致を示す。

論文

ステンレス鋼におけるヘリウムイオンの飛程測定,2

深井 勝麿; 白石 健介

日本原子力学会誌, 25(4), p.52 - 54, 1983/00

高エネルギーイオンの金属中の平均飛程は照射欠陥による硬さの変化として比較的容易に測定できることが期待される。このことを確めるために、ステンレス鋼に24MeVのヘリウムイオンを3.2$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$ions/m$$^{2}$$まで照射し、試料の上表面の硬さを照射面からの深さの関数として測定した。照射硬化による硬さの最大値は、照射量に関係なく、試料表面から105$$mu$$mの深さの位置に生じる。この深さは、電子顕微鏡で観察される照射欠陥の深さ分布とよく対応しており、照射硬化量も電子顕微鏡で観察される照射欠陥の大きさと密度から予測される値とかなりよい一致を示す。また、試料の前にクサビ型の黒鉛を置き、ステンレス鋼試料に入射するヘリウムイオンのエネルギーを連続的に変えた実験で得られた硬さが最大となる深さ位置を入射イオンのエネルギーの関数として整理すると、ヘリウムイオンのエネルギーが21~33MeVの範囲でLittmark-Zieglerの鉄についてのヘリウムイオンの平均過程の計算とかなりよく一致する。

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